☆りい様から頂きました☆


twitterで仲良くして下さってる りい様に『初まり』の冒頭部分を
小説化して頂きました!!

もう凄い…
あのおふざけ漫画がここまでエッチィ官能小説になるとは…

私自身、小説は全く書いた事が無いので、
どうすればこういう表現方法が思い浮かぶのか…
ただただ感服でございます (//゚д゚)

嬉し恥ずかしで、読んでいる間、変な汁が身体中から噴き出しましたが
又、是非是非濡れ場シーンを書いて頂きたいっっ!!

本当にありがとうございました!!

どーぞ、ご一読下さい!!
↓↓↓


オタクである俺にとってこの部屋はとても居心地が良い部屋だ。
ガンプラや好きな原型師が手掛けた美少女フィギュアが並び、ハイセンスなヒト型の時計も飾られている。
今も、愛読書の週刊少年ジャ○プがベットの上に置かれていて、ついさっきまではそれを読み、いつもとは何も変わらない時間を過ごしていた。
健全な男子高校生らしく…。

だけど、今、この部屋で行われていることは完全なる非日常。

ぬちゅぬちゅぐちゅッ

「ンッ、んん。」

二人きりの室内では水音、そして俺の息を詰めたような声がやけに響く。
俺と中村は向かい合い、俺の脚が中村の上に重なるようにして座っていた。
互いに制服のスラックスは前を寛げられ、その中から取り出された2人の性器は中村によって扱かれていた。
カウパーがヌルヌルと性器を濡らしているため、中村はスムーズに俺たちの性器を扱く。
兜合わせの状態になっており、中村の性器はグニャグニャと生温かく俺の性器になんとも言えない刺激を与えて来る。
向かい合う中村に抱き着き快楽に流される俺とは対照的に、中村には余裕があるのか性器に程良い快感を与えていく。

ぬちゅぬちゅぬぢゅ

中村の手が動くことによって出される音は快感と供に俺を遠くに連れて行き、頭はどんどんとぼんやりしていく。

イきたい

ぼんやりとした頭は漠然とそんな思いだけにに支配されて行く。

「はぁ、はぁ、あっ。」

気持ちい、気持ち良いのにイけない。

「頭乗せな」

俺の頭が肩に乗るように、中村がポンッと優しく手で頭を押さえた。
普段はアホなことばかり言ってる癖に、こんな時は気が効く。
ぼんやりとしていた俺の頭はその中村の声によって少しだけ現実に戻され、羞恥も湧いたが、あまりにもキツくて、そのまま中村の背中に回した手でギュッとワイシャツを握った。

「ふっ、あァっ…。」

ぐちゅぐちゅ

ヌルヌルとリズミカルに性器を刺激する中村の手は気持ち良過ぎて、自然と腰が動く。
出したいのに出せなくて、身体が自分の身体ではないようにビクビクッと震えた。

中村の肩に顔を埋めているせいで、微かな呼吸が耳元で聞こえる。
だけど、その表情を伺う余裕はない。

ほんの一時間前は只の友人、だった。

それなのに、この数時間でその関係は変化することになってしまった。
それもこれも馬鹿が馬鹿なことを言い始めたから悪いのだ。

まさか、こんなふざけたきっかけで童貞を棄てる前に、処女を奪われるなんて思いもしなかった。


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